何年も前から僕ずっと言ってるんですけど、
今の年金制度もうやめてくんねーかなー。
今すぐにでも個人積み立て方式にして欲しいんですけど。

大体今の仕組みなんて、年齢別の人口分布がピラミッド型じゃないと
機能しないんだから、少子高齢化が叫ばれ始めた時から
抜本的な解決策を講じないとまずいでしょう。

50年後は人口が4割減って、超高齢化社会に入るんでしたっけ？
もうパッチではどうにもならんとこまで来たんだから、
いい加減改革しようぜと思ってた矢先に、
年金に関するニュースがいくつか出ましたね。

■年金試算を公表 → おう、まずはやってみろ。

■全納の割引率引き上げ → 聞こえはいいけど、財源足りないのに割り引くの？
こういうのってすごく胡散臭く思えます。
なんか一刻でも早くとりあえずまとまったお金が欲しいっていう自転車操業的な
感じがするんですよね。

■保険料納付10年で年金需給 → 生活保護を受けてる人の方が生活が豊か、
という社会矛盾のニュースがあったりしましたけど、これってそれ対策なんですかねー。
でも受給額を見る限りやっぱり生活保護の方が受給額が断然多い。
10年払って、やーめたっていって、生活保護受けて暮らして、
そのうち生活保護＋年金受け取る人とか出てきそうだけど。
つまり25年払わない人が増えそう。やばいんじゃない？


なんかもう崩壊する絵しか浮かばないんですけど、
ほんとに今の年金制度のまま、増税してうまくやっていけると思ってんのかね。


年金って、高齢期に低収入になった人の生活を支えるためのものですよね。
低収入の人間を誰が支えるか、というのがポイントだと思うんです。

若い世代の人が支える、という思想が今の年金制度。
純粋な年金の意味としては間違ってないですが、
今後の行く末を考えると、このままでは崩壊するのは火をみるより明らか。
短期的な対策は政府も色々とっていますが、中長期的な対策が全然取られていない。
それは一番の問題となっている少子化対策が機能してないことから明らか。
少子化担当大臣って何してんの、ほんと。

だから支えるのは若い時の自分が、という考えが積み立て方式。
これだったら、少なくても払った分の金はちゃんと貰えるから不満はない。
配偶者や子供がいれば、死んでも遺族年金として(少しは)払われますが
独身の人は払った分だけ損ですよ。
年金は掛捨ての社会保険、という考えなんでしょうけど、
少なくても国民の多くはそうは考えていないんじゃないか、と僕は思ってますが。

政府に何も期待できない以上、国民が自己責任を取る形にならざるを得ないと思うんです。
だから年金払ってない人は給付されなくても仕方がない。
(年金払う余裕がないっていう人は、社会保障として対応すべきであって、
 ごちゃまぜにしちゃいかん)
これだと加入も任意にできる。自己責任だから、自由度も増す。

個人的には任意どころか完全撤廃して、
民間の保険会社がやってる年金に全部任せりゃいいと思ってます。
年金機構無くなれば、公務員も減るでしょう。いいことじゃないですか。


いい案だと思うんですけど、どうっすか。

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