会社帰りの電車の中で、城南予備校の車内広告に目が止まりました。
「円周率が3.05より大きいことを証明せよ」
東大の過去問だそうです。
・・・ほう、おもしろい。やってやろうじゃないか。
脳内証明&計算実行中・・・。
円に内接する正二十四角形を考える。
円の中心から各頂点に補助線を引くと、正二十四角形は24個の頂角15°の二等辺三角形に分割される。
円の面積はこの正二十四角形(24個の二等辺三角形)より大きいので、
π×r×r > 24×( r×r×sin15°÷2) --- ①
倍角の公式より、
cos30° = cos15°cos15° - sin15°sin15°
= (1 - sin15°sin15°) - sin15°sin15°
= 1 - 2sin15°sin15°
∴ sin15° = sqrt( 2 - sqrt(3)) / 2
よって①は
π > 6 sqrt(2- sqrt(3))
> 6 sqrt(2 - 1.732)
= 6 sqrt(0.268)
> 6 × 0.51
= 3.06
よって円周率は3.05より大きい。
とりあえず制限時間10分で解く事が出来ました。
うん、まだまだイケるじゃないですか。僕の脳みそは。
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